レーザー誘起ブレークダウン分光法の液体試料への応用 <研究内容> レーザー誘起ブレークダウン分光法(LIBS)の液体試料への応用について研究を行っています。 LIBSとはICP-MSやXRFなど発光分光法の一種なのですが、それらの方法との大 きな違いは試料 の励起にレーザーを用いるという点であり、直接分析やその場測定が可能、試料の形状を問わ ずに分析が可能という特徴があります。それらの特徴から汚染状況を素早くチェックをする、 環境モニタリングへの応用が期待されている技術です。 LIBSの中でも特に液体試料についての研究を行っています が、液体LIBSは固体に比べて試料 位置の不安定性、液体中の水によるプラズマの冷却、レーザーパルスの衝撃による飛沫の発生 などの問題により、精度が悪いという欠点があります。その問題を解決し、液体LIBSの精度向 上を目指します。
<担当学生>
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